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好きになる原理6

エミアブル

周囲の人の気持ちに敏感で、共感する能力に長けています。自分の話よりも他者の話に耳を傾ける人ですので、人間関係を構築するのも得意です。
常に明るく親しみやすい人で、自分の気持ちよりも他者の気持ちやグループ全体の調和を重視する傾向があります。

また、この方はリスクを取ることを嫌う為、決断するのも苦手になります。「〇〇さんが強く勧めたからやろうかな?」のような感じで、自分が決断するというより「人が勧めたからしたんだ」的な決断の仕方が多くなる傾向もあります。
このように、一人で決断をするのが苦手ですので、誰かに決めてもらったり、仲間と一緒に決めたがるのもこのタイプの特徴です。周囲の気持ちを汲み取る、波風を立てたくない、リスクをとりたくないなどの傾向から、「〇〇みたいな感じじゃないかな?」など少し曖昧な表現を好んで言う傾向があるのもこのタイプの特徴です。

この方への対応は、何か提案を受け入れてもらいたいときは、「一緒に考えてみませんか?」といった姿勢を示すと上手くコミュニケーションが取れるはずです。自分より他者に対しての思いを優先する、俗に言う「いい人」ですので、感情に訴えて共感してもらえると、良い関係が結べるでしょう。

また、リスクを嫌い変化を好まない、自己主張が少なく断ることも苦手な方ですから、その方を取り巻く人間関係に波風が立たない事、リスクが少ないこと、悪い影響が周囲に出ない事をしっかり伝える必要もあります。
その特徴を上手く使うなら、友達や同僚、家族など周りの人間関係から承諾を得ていく事もこのタイプには有効な方法になります。ただし、嫌われた場合、いい人である分、反転したら他のタイプより関係が修復できない可能性が高くなります。

私にとってあなたは「重要な存在だ」ということを上手く伝える事でも良い関係が結ばれる可能性が高いでしょう。

 

アナリティカル

感情は表情に表れず、ゆっくりと話す人が多いのが特徴です。沈黙もいとわないので「何を考えているか解らない」タイプと受け取られることもあります。

観察力に優れ、データを収集して分析するタイプなので、この方が沈黙している時などは言葉に発する前に色々な情報を元に考えを模索している場合が多いので、せっかちなタイプには「聞いてるの?」と言いたくなり、苦痛を感じてしまうこともあるでしょう。
独自性が高い考えや独自の見解がある人が多いので、「個性的な人、変わっている人」という印象を抱く人もいるでしょう。

この方への対応は、このタイプと同じように感情を抑え、ゆっくりとした会話をすることを心掛けましょう。また、論理的かつ合理性が高い考えの持ち主なので、会話をする際はきちんと筋道立てて論点を絞り込むことが必要となります。また、話の本筋とは離れた会話を間に挟むと「無駄な話をするな」と受け取られる場合もあるので気をつけなければいけません。結論を先に伝え、その後にその理由を言うなども、筋道も立てやすく論点もハッキリ伝わるので有効なコミュニケーションの取り方になるはずです。

 

バランスタイプ

この4つのタイプの他にもバランスタイプという方もみえます。複数要素を持っているので、この方は場面や人により、上手くタイプを使い分ける事がきます。

こういう分類の考え方は全てが当てはまるとは言えないでしょうが、接触回数を重ねる度にその人にとっての有効なアプローチの仕方が自然と理解できてきます。
また、「コミュニケーションは人によって使い分けるんだ」ということを意識化して、有効な方法を見出す努力を続けるだけでも必ずコミュニケーション能力は高まってくると思いますよ。

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好きになる原理5

ドライビング

常に結果を重視して自ら実行する事を好むタイプです。

自らが行動する事や決定を下す事、直接的に何かを成し遂げることを好む傾向がある人がドライビングタイプです。

他者に指示を出す事やコントロールする事を好む傾向がある一方、逆に他者に指示されたりコントロールされる事を嫌います。このような傾向から目的遂行重視となり、過程より結果を重んじるところがでてきます。
結果を出す事に固着していれば、当然、人間関係より仕事を優先してしまいます。
これが行き過ぎれば人を信用できなくなってしまうところが出てくるでしょう。
自己主張は強いが感情を表に出さないタイプなので、この方のツボを押さえるまでは取扱いが他のタイプの人より難しいかもしれません。

このタイプの方への対応としては、論理的に無駄のない素早い対応を常に頭の片隅においてコミュニケーションをとる必要があるでしょう。
また、情に訴えることより論点を絞りそのメリットや目的を訴える。それをした後の結果を明確に素早く伝えるコミュニケーションが有効でしょう。

 

エクスプレッシブ

自分の意見を主張する事に長け、そのため熱量もあってお喋りな人です。
その事から感情表現も豊かになり、感情を他者に伝えることも得意です。

周囲から注目されることを好む傾向があるので、その場の雰囲気を読み取り、周りの雰囲気に合せる事が出来ます。その為にノリが良い人という印象を持たれます。
また、注目を集めたい欲求が常にあるので、新しいことやトレンドにも敏感にアンテナを張っています。
変化や混乱には強く、理屈より直感を重視するので迅速な行動ができるのですが、すぐに新しい事に目移りしやすく、飽きやすい傾向もあります。
また、自己主張を強くする反面、人の意見や考えも常に気になってしまいます。
その為、どうしても計画通りに動くのが苦手になる特徴を持ちます。

この方への対応は、共感をしながら話を聞く事と、「それは初めて聞きました。新しいものですね?」と対応したり、逆に「この事は、まだあまり知られていない新しいものなんですが」のようなキーワードを取り入れると会話がしやすくなります。
「新しい」以外に「面白い」「楽しい」などのキーワードも会話に盛り込むと良いでしょう。 禁忌は「誰かもやっている」「どこかでもやってた」など、「もう既にやってますよね」的な会話は好ましく思われないので避けたほうがよいでしょう。

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好きになる原理4

色々とタイプを知る方法はありますが、まずは様々な場面で使われてきたもの、長い間使われてきたもの、誰でも分類が見極めやすいものなどの条件を満たすものが無難じゃないかな?と思います。

その条件に当てはまるものに「ソーシャルスタイル理論」があります。
「ソーシャルスタイル理論」は1968年、アメリカの産業心理学者ディビッド・メリル氏とロジャー・レイド氏が提唱したコミュニケーション理論です。

人を4つのタイプに分類することでコミュニケーションパターンを知り、適切なコミュニケーションのとり方を教えてくれるものです。
多くの企業でも取り入れられているものなので、聞いたことがある人もいるでしょう。

この4つのタイプを理解する事で、相手に接する際にどのようなコミュニケーションとれば良いかが解ってきます。
ここではなるべく簡潔に書いていきます。(簡単に、且つ、応用しやすいことを重視して書いていくので、他と異なる事があってもご了承くださいね。)

まず、下図のように4つの窓があります。この窓にそれぞれのパターンがあり、「このどれかに当てはまるであろう」という考え方です。現実にはこのパターンのどれかが重なる事や、相手によりタイプを使い分けていると理解しやすいでしょう。

まず、この窓を形成しているのが「感情表現」の縦の軸と「自己主張」の横の軸です。
要するに、二つの軸の強い弱いの組み合わせが4つのタイプに分類されているということです。
では一つ一つ順に見ていきましょう。

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好きになる原理3

前回の「受け取る方がどのように受け取るか」に続いて書いていきます。

迷惑でも迷惑と言えないタイプの人もいる、嬉しくても照れくさいので上手く表せないタイプの人もいる。
また、ストレートに聞いたほうが良いタイプの人もいれば、逆に直接聞くのは避けたほうが良いタイプの人もいるでしょう。

普通は言葉だけで理解しようとするより、その奥にある「表情などの、言葉の裏に隠されているもの」を読み取ることも必要となるでしょう。

そういうものに敏感な方もみえるし、鈍感な人もいます。敏感だからその人の気持ちを読み取れるか?と言えば、そうとばかりも言えません。感情の動きが解っても、その人が何に反応してその感情が動いたかまでは解らないので、反って誤解してしまう場合もあります。

また、その人自身の個別の癖もあるため、よくある「心理を読み解くしぐさ」などが当てはまらなかったり、間違えた解釈もしてしまいます。

対人関係が得意でない人は読み取る能力を知るよりも先に、相手のタイプや自分のタイプを知り、その上でどういうコミュニケーションを取るかを先に考えたほうがいいかもしれませんね?

どのようなタイプの人かを知るのには色々あります。

次回は使えそうで信頼できそうなものを書いていきたいと思います。

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運を良くするのに、当たり前のことより神秘的な事を選んでしまう

私達はよく「金運を良くしたい」「恋愛運を良くしたい」「仕事運を良くしたい」と、神社にお参りに行ったり、お守りなどを身につけたりします。これはこれでいいことでしょう。私もこういうことは好きです。
しかし、その前に少し「運」について考えて情報を集めてみると、意外と「当たり前のことを当たり前にできるかどうか?」が鍵になるようです。

現代の脳科学や心理学ではこの「運のいい人」をどのように捉えているのか?
また、どうすれば「運のいい人」になれるのか?
これらが色々と解ってきています。

私も運がいい人になりたいから、少し書いていきたいと思います。

色々な情報から言えることは、「運は自分次第で良くも悪くもなる」ということでした。
要するに、「自らの気の持ち様で運は大きく変わってくる」ということだと思いました。

私たちはついつい、「運」とは「外界からのどうしようもない購えない力で支配してくるもの」というイメージを持ってしまいます。

しかし現代の脳科学や心理学ではそうではなく、「運がいい人」というのは次の傾向を持っているようです。

1チャンスが来た時、チャンスだと気づけるかどうか?
2そのチャンスに多く恵まれるか?
3チャンスにチャレンジできるのか?
4更に、ダメでも何度でもチャレンジできるか?

このような事が「運を良くする」傾向だと捉えているようです。

これなら「運が良くなりたい」と望めば、どんな人でも自分の行動や習慣を少しづつでも変えていけば、「運のいい人」になれそうですね?

チャンスが来た時、チャンスだと気づけるかどうか?は、常に「自分は何がしたいか?」「何が必要か?」「どうなりたいか?」をよく知っておかないといけないだろうし、チャンスに多く恵まれるには多くの人との出会いが必要でしょう。
チャンスにチャレンジできるのか?は「自分はチャンスを掴めるんだ」という自信が必要だろうし、その為の準備も必要でしょう。
ダメでも何度でもチャレンジできるか?は、一度ダメでも諦めず、何度でもトライする根気や忍耐力が必要でしょう。
こういった事は脳科学や心理学の手を借りなくとも、皆どこかで知っていたりします。

ただ、めんどくさいし時間もかかる。そして何より「運は自分次第」ってことになります。
うーん・・だから運がいい人は意外と少ないかもしれませんね(笑)

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いい人は運がいいの?

「あの人、いい人だよね」なんて、よく聞いたり言ったりします。
また、いい人とは自分にとって都合のいい人だったりもします。

とは言え、誰にでも「いい人」と言うなら、他人に共感したり他者を助けようとする人は、取り敢えず「いい人」と言えそうです。

パーソナル心理学ではこの「いい人」を「協調性が高い」と言います。

「感じがいい人」「協力的な人」などの好印象をもたれる人は協調性が高いし、逆に「意地悪」「感じ悪い」「対立的」など悪い印象をもたれる人は協調性が低いってことになります。
実際、人が初めて会う人に求めることがこの協調性だと言われています。

誰でも初対面では無意識に「この人は自分にとって見方なのか?それとも敵なのか?」を、判断する基準においてしまうということです。

この協調性、「いい人」「優しい人」「他者を助ける」など、魅力的な人柄がイメージできます。

こういう人こそ運が良さそうですが、これが不思議なもので現代の心理学の視点を用いて色々な角度から包括的に見てみると、どうも「運の良し悪し」と協調性にはあまり関係がないようです。

実際、利他的な行動は成功に恵まれたり、幸福度を感じやすいというデータも幾つかはあります。
ですが協調性は「運」や「成功」とあまり関係が無いとされていることも確かです。

では「協調性が低くてもいいのか?」と言えば、誰でも少し考えれば解りますが、この数値が低い人は人間関係をギクシャクさせてしまったりするのでグループで行う仕事などには不向きになります。
自己主張が強くなるのもこの協調性の数値が低い人の特徴でもあります。
とは言うものの、自己主張が強いのは目的を達成する原動力にもなることがあります。

よく「運は人が運んでくる」と言います。人間関係が良好ならその運やチャンスも運んできてくれるはず。
例えば「〇〇君、この仕事は君の得意分野だと思うから、ぜひ君に頼みたいんだが・・・」
「いや・・その分野ならもっと得意な△△さんのほうが適任ですよ・・・・」
と、両者の事を考えて、いい人なら言っちゃうかもしれませんね(笑)

要するに、いい人は「運がいいとも言えない」「目標達成しやすいとも言えない」「成功しやすいとも言えない」。しかし、良い人間関係を築けるし、幸福度も高いと言えます。

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好きになる原理2

次に、社会心理学で「好意の返報性」というのがあります。

本来、人の心には「人から何かをしてもらえば、何かを返したくなってしまう」という心が無意識に働きます。

例えばあなたが「センスいいね」「頭いいね」などと相手に言ったとします。その言葉で相手の気分が良くなれば、同じようにその相手もあなたを「気分よくさせたいな」と、無意識が働きます。

その為に「好意」という形で「可愛いよね」「君は優しいね」などと、何らかの長所を見つけ返そうとするか、何らかの行動で返そうとするものです。

しかし、好意の返報性が当てはまらないこともあります。
明らかにお世辞だと相手が思ってしまう場合や、思いを寄せられても、相手が元々嫌いなタイプの場合、自分が好意を持っても相手はもっと大きな課題や問題を解決しなければならない事情がある時など様々でしょうが、通常であれば「好意の返報性」は起きやすいと思います。

要するに、単純接触効果も好意の返報性も、大切なのは「受け取る方がどのように受け取ったか」です。
受け取る方が「迷惑と受け取るか」「好意として受け取るか」、この見極めが大切になるという事ですね。

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好きになる原理

人が人を好きになるって、どういうことなんでしょうね?
自分が思いを寄せて何度も会えば、相手もあなたを好きになるのか?
まず、この辺から考えてみましょう。

恋愛も「一目惚れ」で好きになってしまう時もあれば、初めは「別に何も感じない」と思っていても、会っているうちに好きになってしまう事もあります。
これを社会心理学では単純接触効果と言います。シンプルですがとても有効な方法です。

これは1960年代後半にアメリカの心理学者ザイアンス(Zajonc, R. B.)によって取り上げられたもので、ザイアンスの法則とも言います。元は社会心理学での研究が多く、色々な研究がされてきました。近年では認知心理学を始め、様々な分野での研究も増えています。

基本はシンプルな法則で、「人は接触回数を重ねることで警戒心が解け、その人を受け入れやすくなる」というものです。これは対人に限らず、物、場所、音楽、図形、漢字、衣服、味、香りなど、多くのものにも当てはまります。

ただし、考えてみても解りますが、あなたに対して「常に反発する人」や「嫌な事をする人」「失礼な態度をとる人」と頻繁に接したからといって、あなたはその人に好意を抱くことはないですよね?

接触回数を増やせば「好意」を抱くかもしれないというお話です。

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変わりたいけど変われない

今回は「変わりたいけど変われない」自分について書きます。

私も「今の自分を変えたい」とか、よく思います。「このままではいけない」とかも思ってしまいます。
しかし、頭では解っていても実際の行動は、「また同じ行動をしてしまった」なんてこともよくあります。

逆に、頑張り過ぎて余裕が無くなり、後になって「もっと考えてから行動に移すべきだった」なんて後悔したりもします。

こんな時、自分に甘い私は「これは誰でもあるから仕方ないんだよね」なんて思う事にしてます。(笑)

私達は自分の意志で発言したり行動しているようですが、一日のかなりの部分は無意識が行動を支配しています。
言い換えると「ほとんどが意識して考えたり行動したりしていない」ということですね。

この「何だか解らない無意識」に突き動かされて取った行動でも、心の安定を保つために後付けでその行動に理由をつけたりしてしまいます。

最近では、無意識に働く心の動きが色々と解明されてきています。
例えば、行動経済学の核となっているプロスペクト理論では、「人は損失の痛みを利益の喜びよりも大きく感じてしまう」と言います。

だから変われない。

また、最近では心にもホメオスタシスが働くと言われています。ホメオスタシスとは簡単に言えば、環境がどうでも、身体を一定の状態に保とうとする調節機能です。これが心に働くという事は、ライフスタイルも含め今の自分の選択や行動を保つ事で「現在の自分」を維持しようとする心の働きです。

だから変われない。

意外と私が変われないのは「意志が弱い」とか「根性がない」からじゃないんだな?と、安心してしまいます。

だから変われない。(笑)


そんな私でも、少しずつでも変わる為に色々な事を試してきましたが、一番有効じゃないかな?と思うものは、変わりたい自分に近づくための事を「ほんの少しずつ習慣にする」ことだと気づきました。

その為の事と思うものを何でもいいから習慣にすることじゃないかな?と思います。
ポイントは、ほんの少しづつです!

更に大切なのは、その習慣にしたことの効果や結果に捉われない事です。
習慣に出来ただけで、もう既に前の自分ではないのですから変わっているんです。

後は定期的に習慣にしたことを見直したり、変更したり、または簡略化して新しい習慣をつけ加えて試していけば、何れ効果的なものも習慣に出来てくると思います。

だから「その習慣が出来ないんだよ」って方は、多分効果や結果に目が向き過ぎていて、「効果的なものを探し過ぎたりして、そこで止まっている」方や、「やり過ぎたりして続かない」方が多いんじゃないかな?と思います。

では、本日はこのくらいで。

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心理

人間関係で悩まない

よく、悩みの多くは人間関係だと言われます。
どうすれば人間関係で悩まなくなるのでしょうか?
全てでなくとも、出来る限り悩む時間を減らしたいものです。そのほうが楽しい時間が増えそうですよね?

多くの人達を見てきて、同時に自分の気持ちと向き合ってみて、解った事が一つありました。
それは、人との関係で悩んでしまう方の多くが「他人からどう思われているか?」を気にし過ぎているという事です。

「他人からの評価を気にし過ぎは良くない、そんなことは解っている。でも気になってしまうんだよね。」
そう!それが人間ですよね?

でも、よかれとしてやった事が裏目に出てしまうこともよくあります。勘違いされて悪く取られたりすることも
よくあります。更には自分がどんなにその人に対して優しくしたとしても、「それが気に入らない」なんてことだってあります(笑)。

昔、友達がとても繁盛している飲食店を経営してました。いつも元気でニコニコとして、味も良く、雰囲気もいい店でした。
その日はお客様が少なく空いていました。そこにたまに来る奥様が来店しました。すると一緒に来たお友達に「あらっ、今日は暇ね。私、本当はこの店あまり好きじゃないんだよね。だから〇〇〇ってお店が休みの時にだけ来るのよ。」
お友達が「何で?この店、愛想いいし味だって美味しいよ。それに比べて〇〇〇は愛想悪いし味もイマイチだし、この辺じゃ評判良くないよ。」
と、言われたそうです。すると奥様が「だからこの店嫌いだし、〇〇〇ってお店が好きなのよ」って切り返したそうです(笑)

私がいつも思う事は、皆に好かれる事も無理だし、皆に嫌われる事も無理。自分を解ってくれる人が少しはいてくれたらそれで充分。もし誰もいなければ、「自分が自分を解ってやろう」なんて思いますが、いかがでしょう?